株式会社アジャイルHRは東京大学との共同研究を開始しました

オンライン1on1ツールを用いたマネジャーの行動促進による部下のエンゲイジメント向上機能に関する共同研究開始のお知らせ

 

企業のパフォーマンスマネジメント変革を支援する株式会社アジャイルHR(本社所在地:東京都港区、代表取締役:松丘啓司)は、オンライン1on1ツールを用いたマネジャーの行動促進による部下のエンゲイジメント向上機能に関する共同研究を、国立大学法人東京大学大学院医学系研究科川上憲人教授の研究室(精神保健学教室)と本年6月より開始しました。

 

■背景

多くの企業において、管理職のマネジメント変革の取り組みが行われています。マネジャーが業績管理に偏重するのではなく、メンバー1人ひとりのワーク・エンゲイジメント(注1)を高める支援を行うことで個人と組織のパフォーマンスを向上させることをねらいとして、管理型から支援型のマネジメントへの転換が図られようとしています。

 

そのような支援型のマネジメントを実践する場として、上司と部下の頻繁な対話の場となる1on1(ワン・オン・ワン)を制度として導入する企業も増加しています。新型コロナウィルス感染症の拡大や、それを契機としたリモートワークの増加に伴って、マネジャーとメンバーの密なコミュニケーションによる、1人ひとりのメンバーのケアや動機付けの必要性がさらに高まっています。

 

株式会社アジャイルHRでは、これまで企業内での1on1を効果的に運用することを支援するクラウドサービス「1on1navi」の提供や、マネジャーとメンバーの双方に対する1on1研修の提供を行ってきました。しかしマネジャーのマネジメント力の向上を図るためには、研修という限られた機会だけでなく、日常的にマネジャー1人ひとりの課題解決を支援する機会をより増やすことが必要とされます。

 

現場においてマネジャーへの支援を提供するには、テクノロジーを活用することが効果的です。そこで、川上教授の研究室におけるワーク・エンゲイジメントやマネジメントコンピテンシーに関する学術的な知見と、当社における1on1やピープルマネジメントの実務的な経験を組み合わせて、マネジャーの課題に応じたアドバイスやフィードバックのアルゴリズムの開発に取り組むこととしました。

 

その成果をもとに、当社においてHRテクノロジーを用いた、マネジャーに対するレコメンデーションシステムを開発する予定です。

 

■共同研究の概要

  1. 目的

オンライン1on1ツール(1on1navi)に、部下のエンゲイジメントを高める上司の行動を促進するための、セルフアセスメントおよび行動促進システムを追加します。そのための技術開発を行います。

 

  1. 期間

2021年6月から2022年3月

 

  1. 研究内容

技術開発の主な内容は以下のとおりです。

・部下のエンゲイジメントを高める上司の行動に関するセルフアセスメント調査票を開発し、判定基準を設定

・セルフアセスメントに基づいて上司に望ましい行動のアドバイスを行い、その行動を促進するためのシステム要件を識別

 

(注釈)

注1:ワーク・エンゲイジメント

仕事でのポジティブな気持ちのこと。日々の仕事の中で、楽しいと感じたり、幸せに思ったりする前向きな気持ちを指す。ワーク・エンゲイジメントの向上には、従業員のパフォーマンスを高める等の効果がある。

 

■アジャイルHRについて

株式会社アジャイルHRは、企業におけるパフォーマンスマネジメント変革を支援することをミッションとして設立されました。1on1やOKRをサポートするクラウドサービス「1on1navi」(https://1on1navi.com/)を中軸に、マネジメント研修や評価制度の刷新のコンサルティングなどを含めて、パフォーマンスマネジメントの変革を総合的に支援しています。

(代表者:松丘 啓司)

東京大学法学部卒業後、アクセンチュア入社。同社のヒューマンパフォーマンスサービスライン統括パートナーを経て、2005年に企業の人材・組織変革を支援するエム・アイ・アソシエイツ株式会社を設立し代表取締役に就任(現任)。2018年に株式会社アジャイルHRを設立し代表取締役に就任

著書「1on1マネジメント」(2018年)はピープルマネジメントの教科書として多くの企業で活用されている。「人事評価はもういらない」(2016年)は人事だけでなく一般の読者にも広く読まれるベストセラーとなった。

 

■お問い合わせ先

株式会社アジャイルHR

〒107-0062

東京都港区南青山5-4-6-503

電話:03-6452-6115

E-mail: info@agilehr.co.jp

URL : https://agilehr.co.jp/

2021年5月14日(金)13時〜16時:アクセンチュア・アジャイルHR共催ウェビナー【変質する時代における人材マネジメント】ゲスト:経済産業省 産業人材課長 能村氏・丸紅執行役員人事部長 鹿島氏

新型コロナウィルス感染症の問題を契機として、企業活動にはこれまでにない大きな変化が求められています。「人が資本」と言われて久しく経ちますが、この変化を牽引する原動力は「人」に他なりません。

そこで、「変質する時代における人材マネジメント」はいかにあるべきかをテーマに、Withコロナを1年余り経験したこのタイミングで、アクセンチュアとアジャイルHRはウェビナーを共同開催する運びとなりました。

本ウェビナーでは、日本の産業人材政策を担っている経済産業省産業人材課長 能村幸輝様と、進歩的な人事施策を次々と打ち出されている丸紅の執行役員人事部長 鹿島浩二様をお招きして、HRエグゼクティブコンソーシアム代表 楠田祐様の司会によるパネルディスカッションも予定しています。

新たな人材戦略への示唆を数多くお届けしたいと考えていますので、ぜひご予定ください。

 

【セミナー詳細】

日時:2021年5月14日(金)13時〜16時

対象:人材マネジメント革新を課題とする企業の経営層、人事部門

※同業他社様からのご参加は、お断りさせていただいております。

※ご登録の際はかならず会社のメールアドレスをご入力ください。

参加費:無料

定員:なし

会場:オンライン

※ご登録いただいた方にZoomのURLをメールでお送りします

 

詳細は以下のリンクをご覧ください。

https://1on1navi.com/2021/03/24/aa_co_webiner_20210514/

 

2020年7月14日(火)15:00~16:00【ウェビナー】テレワークにおける効果的なマネジメント ~リモートで働くメンバーのエンゲージメントを高めるために~

新型コロナ問題への対応策として一斉にテレワークが導入され、今後はテレワークを主体とする企業も増えています。

家庭での執務環境の整備といった初期段階の課題を乗り越えた後、テレワークにおける人材マネジメントの課題が浮き彫りになってきている会社が少なくありません。

〜中略〜

そこで、本セミナーにおいては、マネジャーが理解すべきテレワークにおけるマネジメントのポイントについて解説します。さらにそのマネジメントを容易に行えるように、テレワーク環境に簡単なITツールを組み込むことをご提案します。

 

詳細は

https://1on1navi.com/2020/06/29/20200714_telework_management/

をご覧ください。

モチベーション・マネジメントシステムと1on1やOKRの効率的な実施を支援するシステムを 連携させた製品「iromoji(イロモジ)」の販売を開始 ~日々のコンディションを「色」で把握し、「言葉」でケア~

株式会社アジャイルHR(本社:東京都港区、代表取締役:松丘啓司)と株式会社キーポート・ソリューションズ(本社:東京都港区、代表取締役社長:助川充広、以下、キーポート)は、従業員のモチベーションと組織の生産性向上を目的としたモチベーション・マネジメントシステム「Willysm(ウィリズム)」*1と1on1やOKRの効果的な運用を支援する「1on1navi」*2を連携させた新システム「iromoji(イロモジ)」の販売・提供のため、2020年2月から提携を開始しました。

詳細は以下をご覧ください。

https://1on1navi.com/2020/03/13/iromoji/

 

2020年3月5日(木)15:30~【社員の自律促進セミナー】~承認しあえるカルチャーと自己実現に貢献できる仕組みを構築するために~

「社員の自律」は20年前から語られているテーマですが、日本企業ではいまだに実現していません。

しかし、この古くて新しい課題への真剣な取り組みが、人事にとって今ほど求められている時代はありません。

本セミナーではそのために必要とされる人事のあり方と取り組みについて議論します。

詳細は

https://1on1navi.com/2020/02/14/20200305_seminar/

をご覧ください。

 

2019年11月28日(木)15:30~ 第12回【1on1情報交換会】ラスベガス発 HRテクノロジーカンファレンス参加報告 「HRテクノロジー × 論語と算盤」 ~真の自律型人財を育てる”仕組み”を考える~  

ゲストスピーカー:HRエグゼクティブコンソーシアム 代表 楠田 祐氏

シリーズ開催!

個⼈のパフォーマンスを⾼める新たな⽅法として注⽬を浴び始めている「1on1」。

本情報交換会は、環境変化の激しい今⽇において必要とされる1on1をベースとしたピープルマネジメントに関して、有識者のレクチャーや他社事例から学ぶ場、またパフォーマンスマネジメントに課題意識を持つ他企業のご担当者と語り合う場をご提供します。

第12回は、HRエグゼクティブコンソーシアム代表 楠田祐氏より、HRテクノロジーカンファレンスの視察報告及びアメリカでの先進的な取り組みに関してお話していただいただいた後、1on1に関する情報交換を行う予定です。

詳細は

https://1on1navi.com/2019/10/16/20191128-1on1/

をご欄ください。

2019年11月15日(金)15:30~【1on1研修内製化支援プログラム説明会】~大幅なコストセーブと社内ノウハウ蓄積のために~

1on1の導入にあたりマネジャー向けの研修を検討する企業が増えていますが、対象人数が多い場合、多額の研修費用が必要になります。そのことが、1on1導入の障壁となることが少なくありません。

また、マネジャー向けの研修は間をあけて繰り返し実施することが求められますが、費用がネックとなって短時間の研修を1度実施しただけになってしまうケースも少なくありません。

株式会社アジャイルHRが提供する1on1研修内製化支援プログラムは、これらの問題を解消し、お客様がこれから求められるマネジメントノウハウを社内蓄積することを可能にします。

詳細は

https://1on1navi.com/2019/10/14/20191115_insource_training/

をご欄ください。